モデルとなった名城


さて毎回、伯爵と共に復活しては、ラストで崩れ去るお城ですが、各作品ごとに実際の古城をモデルとしている様です。
以下に、モデルとされたであろう世界の名城をご紹介致しましょう。


ノイシュバン・シュタイン城

ノイシュバンシュタイン城
(ドイツ)

19世紀に、バイエルン国王ルートヴィッヒ2世によって築城された城で、日本でもとても有名なお城です。
「新白鳥城」の意味を持つこの城は、外観は中世城郭風、内部は絢爛豪華な宮殿風の造りになっており、王の心酔したローエングリンの中世騎士物語の絵画等が飾られています。
山頂にそびえる白亜の城は、まさに羽を広げた白鳥の様な美しさですね。


FC初代の販促チラシの裏面や、アレンジCD「Perfect Serection ドラキュラ」のジャケットの背景等に、この城の写真が使われています。
また、「月下の夜想曲」のオープニングデモ等の城も、ノイシュバンシュタイン城をモチーフにデザインされている様に見受けられます。

「Perfect Serection ドラキュラ」ジャケット
モン・サン・ミシェル城塞

モン・サン・ミシェル城塞
(フランス)

ノルマンディーとブルターニュの境にある、島全体が城塞の体を成す聖地。
その名前はイギリスにある聖地「セント・マイケルス・マウント」と同じ意味を表し、立地条件も非常によく似ています。
百年戦争中にイングランドがここを基地とし城塞化されました。

「悪魔城伝説」の箱絵に描かれた城は、特徴的な塔といい、屋根瓦の色といい、明らかに「モン・サン・ミシェル」をモチーフにしています。
当時の専門誌「ファミリーコンピューターマガジン」の攻略記事のタイトルバックにも、この城塞の写真が使用されていました。
海外のPS版のジャケットの写真も、同様です。
また、「悪魔城ドラキュラ黙示録」「〜外伝」の城も同様に、影響を受けている様に思われます。
「悪魔城伝説」箱絵

海外版「月下〜」ジャケット

「黙示録」の城
セゴビヤの城

セゴビヤの城
(スペイン)

かのウォルト・ディズニーが映画「白雪姫と七人の小人たち」の城のモデルとした事でも有名なお城です。
クラモレス川とエレヌス川の合流地点の断崖にそびえるこの城は、下から仰ぎ見ると、まさにファンタジーの世界を具現化したかのごとき美しさです。

X68000版「悪魔城ドラキュラ」の説明書の1〜2頁目と背表紙に、
PS版「月下の夜想曲」の説明書の4頁目に、背景としてそれぞれ使用されています。
PS「月下〜」説明書4頁
ブラン城

ブラン城
(ルーマニア)

トランシルヴァニア山中にそびえる中世の城で、13世紀にドイツ騎士団のディトリヒによって建設されたのが始まりとされています。
ブラム・ストーカーは、著書「吸血鬼ドラキュラ」でこの城をドラキュラ城のモデルとしました。
ドラキュラ伯爵のモデル、ヴラド公もこの城に、一時その身を寄せていた経緯があり、そう言った意味では、吸血鬼と因縁浅からぬお城と言えるでしょう。
ブラン城は中世当時の姿のまま現存する壮大な古城で、赤い屋根瓦といい、いかにも吸血鬼が棲んでいそうな雰囲気を十分に漂わせています。
城内には、拷問室や、井戸から続く秘密の抜け穴などがあります。



PCE版「悪魔城ドラキュラX 血の輪廻」のパッケージイラストに描かれている城の円塔に、そのデザインの片鱗を見る事が出来ます。
PCE版「〜血の輪廻」ジャケット
「ルパン三世 カリオストロの城」

カリオストロの城
(映画「ルパン三世 カリオストロの城」)

傑作映画「ルパン三世 カリオストロの城」の舞台となる、摂政カリオストロ伯爵の城です。
湖上にそびえる中世城塞の土台の上に、フランス城館風の大小様々な尖塔が林立し、独特の美しさをかもし出しています。
ヨーロッパの城の多くは、絶対王政期以降、本来の城塞の機能を失い、次第に王侯貴族の優雅な城館へと変貌を遂げる訳ですが、その過渡期には、中世城塞の跡を利用して、その上に新たに華麗な館を築く手法が多く用いられました。
その為、各時代の城主が増築していった棟が複雑な配置となり、無骨さと優雅さとを兼ね備えた、非常に美しいシルエットをもつ城が多く生まれました。
このカリオストロの城も同じ様に、連綿と続く公国の歴史の中で、次第にあのような複雑な形になったものと思われます。
全体から受ける印象は、「モン・サン・ミシェル」に近いですが、、ローマ水道橋、クラリス姫の幽閉されていた塔、風車小屋、時計塔など、印象に残る建造物群がこの城の美しさをさらに引き立てています。
また、廃墟と化した大公の館との対比も面白いですね。


「悪魔城ドラキュラ」シリーズは、全体的に「カリオストロの城」の影響を強く受けていますが、中でもSFC版「悪魔城ドラキュラXX」に顕著に表れていると言えるでしょう。(笑)
オープニングデモ画面、ステージマップ、最終面の背景等で確認する事が出来ます。
SFC版XXオープニング


同、ステージマップ
ブルク・カッツ城

ブルク・カッツの城
(ドイツ)

ライン川沿いにある名城。
1393年から、ヨハン・カッツェネルンボーゲン伯によって築かれた城です。
巨大な石造りの円塔が印象的なお城です。



MD版「バンパイアキラー」のステージ4・ドイツ化学工場の背景として登場します。
VKステージ4
火とかげの紋章

火とかげの紋章
(フランス)

「フランス・ルネッサンスの父」と呼ばれた、若きフランス国王・フランソワ1世(在位1515〜47)の紋章。
ライバルの神聖ローマ帝国皇帝・カール5世との間で、激しい勢力争いを繰り返しましたが、文化・芸術を愛し、ブロワ城、シャンボール城、フォンテンブロー宮殿などの壮麗な城を建立しました。
この「火とかげ」の紋章は、城内の至る所に見受ける事が出来ます。


X68k版「悪魔城ドラキュラ」のブロック5・「時計塔」ステージの背景の一部に飾りとして使われています。
ドラキュラ伯爵との関連性は、全く無いでしょう。(笑)
ちなみにヴラド家の紋章は、ドラゴンをモチーフにした物だそうです。
X68k版・時計塔の壁面紋章

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